Michiko’s Selection

Issue n° 01
Autumn 2026

VOIE

magazine

まだ知らない世界へ、
好奇心の赴くままに。

VOIE magazineIssue n° 01

Contents

編集長20年のMICHIKOが選ぶ、心を満たすラグジュアリー体験。
3つの特典を、1冊にまとめました。

Gourmet特典2

MICHIKOが選ぶ「私の、最後の晩餐」リスト

真摯に作られた、何度でも食べたくなる一皿を。

p.03 —
Travel特典1

MICHIKOが選ぶ「私の、最後に行きたい旅」リスト

世界中を取材して出会った、本当に心が満たされる場所だけ。

p.14 —
Column特典3

MICHIKOのコラム

心を満たすための、小さな習慣と思考を。

p.24 —
VOIE Issue n° 0102
The Last Supper ListGourmet
Editor’s Letter
編集長20年が選ぶ

「私の、最後の晩餐リスト」

料理人の方の誰かを喜ばせたいという気持ち。
その情熱に触れた時、
心が満たされるのだと思います。

このリストでは、
「もし今日が最後の晩餐だったらここ」
と思えるお店をご紹介します。
大切な方とのお食事の場所として、
参考にしていただけたらうれしいです。

ご質問、感想などをお寄せいただけたら、
なおうれしいです。
みなさまと一緒に、素敵な食の思い出づくりを。

— MICHIKO

これからの取材の中で出会う「また味わいたい」と思うお店を、静かに書き足していきます。

VOIE Issue n° 0103
The Last Supper ListNo.01

香りと食感が記憶に残るスペシャリテ

Yd’or

(代官山 フレンチ)

「ウズラのコルドンブルー」のために通いたいほど。ウズラにチーズと生ハムを詰めてカリッと揚げるお料理。熱々を手で持ってかぶりつきます。

Michiko’s View

  1. クラシック技法に新感覚を取り入れるイケメンの金川シェフ
  2. 白を基調とした空間は長居したくなる心地よさ
  3. 最後のデザートに面白い仕掛けあり!

カウンター越しに、“完成した瞬間”がそのまま届く。

INFORMATION
Yd’or (イドル)
東京都渋谷区猿楽町3-9 アヴェニューサイド代官山1 2F
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0104
The Last Supper ListNo.02

想像を超えて重なり合う、繊細さ

Depth Brianza

(麻布台 イタリアン)

何が出てくるか毎回楽しみな店。意外な食材と調味料の組み合わせに驚きます。アラカルトもあり気軽に楽しめるのが嬉しい。

Michiko’s View

  1. 奥野シェフの“最新版”が体験できる一軒
  2. トリュフ料理があれば必ずオーダーを
  3. ソムリエ千葉さんによる息のあったペアリング

エレガントな店内で、奥野シェフのシグネチャーディッシュ「卵とトリュフ」のお料理を。

INFORMATION
Depth Brianza
東京都港区麻布台1-2-3 麻布台ヒルズレジデンスA棟 2階
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0105
The Last Supper ListNo.03

二人の温かさに、また足が向く店

鮨 のがわ

(渋谷 鮨)

気取らずに来られるのに、抜群に美味しい握りです。笹塚の商店街、大将の野川さんと女将の愛夢さんで迎えてくれるカウンターだけの小さな店。

Michiko’s View

  1. 良心的な価格設定で通いたくなる
  2. 飲み物は持ち込みOK(持ち込み料あり)
  3. 日本酒とゴルフ好きな野川さんとの楽しい会話

おまかせコースでつまみと握りの構成。

INFORMATION
鮨 のがわ
東京都渋谷区笹塚1-16-5 シェ・ヌ 1F
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0106
The Last Supper ListNo.04

のどかな時間を味わいに行く場所

湖里庵

(滋賀 日本料理)

鮒寿司の印象がガラリと変わったお店。7代目左嵜謙祐さんの鮒寿司は乳酸菌のみが生きている飯でつけられ、臭みとは無縁です。

Michiko’s View

  1. 鮒寿司をつけたキレッキレの飯と日本酒がたまらない
  2. 著名作家・狐狸庵先生(故遠藤周作氏)による命名
  3. 一日一組限定で泊まれるオーベルジュも

琵琶湖の美しい湖面を眺めながら、琵琶湖の恵みをゆっくりと味わう。

INFORMATION
湖里庵
滋賀県高島市マキノ町海津2307
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0107
The Last Supper ListNo.05

4月、この一皿のために通う店

洋食おがた

(京都 洋食)

4月から5月にかけて駿河湾で桜エビを食べて、身がほんのりピンク色になった鯵をフライに。外は軽く中はふわっ。ソースをかけて召し上がれ!

Michiko’s View

  1. サスエ前田魚店から届く特別な鯵を使用
  2. “洋食屋の定番”もすべてとびっきりに美味しい
  3. 複数人でシェアして楽しむのがおすすめ

少しレアで完璧な揚げ上がり。ハンバーグやポテトサラダ、ナポリタンなどの洋食メニューにも心躍ります。

INFORMATION
洋食おがた
京都市中京区 柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0108
The Last Supper ListNo.06

能登に惹かれたシェフが生む余韻

Villa della Pace

(石川 イタリアン)

食べるために旅する店の筆頭。七尾の内海に沈む夕日と、天才・平田明珠シェフの料理。予想を裏切る一皿が続いていく。

Michiko’s View

  1. シェフは食材探しに訪れた能登に惹かれて移住
  2. 七尾湾の夕日を望む、静謐で唯一無二のロケーション
  3. 型にハマらない発想で構成されるコース

周囲には何もなく、ただただ静かな時間が流れる。

INFORMATION
Villa della Pace
石川県七尾市中島町塩津乙は部26-1
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0109
The Last Supper ListNo.07

肉のスペシャリストが薪で焼く

Ventinove

(群馬 イタリアン)

肉のスペシャリストに会える店。薪のみでじっくりと焼かれる大きな肉の塊。薪の香りとともに、ジューシーな旨みが広がります。

Michiko’s View

  1. ガスも電気も使わない、薪火だけの調理
  2. 人口3000人の群馬県川場村の新鮮な野菜や果物
  3. 骨つきサーロインがメインのビステッカコース

一つ一つの食材を丁寧に。ワンオペで仕込む竹内シェフ。

INFORMATION
Ventinove
群馬県利根郡 川場村谷地2593-1(土田酒造敷地内)
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0110
The Last Supper ListNo.08

シェフの背中に、店の空気が滲む

Melograno

(渋谷 イタリアン)

気取らず通える、大人のイタリアン。後藤シェフの気さくな人柄とライブ感あるカウンター。何を食べても美味しい、定番中の定番の店です。

Michiko’s View

  1. 気さくな後藤シェフとの心地よい距離感
  2. フルオープンキッチンのライブ感
  3. 美食家が通い続ける安定した美味しさ

ミートソースにたっぷりとチーズが振りかけられたパスタは、ぜひお試しを。

INFORMATION
Melograno
東京都渋谷区広尾5-24-2 1F
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0111
The Last Supper ListNo.09

軽やかで美しい、中国料理の新解釈

On The Table Chinese

(渋谷 中華)

中華のイメージが変わる店。軽やかで美しい一皿が続き、平賀シェフの感性がそのまま表れます。アラカルトで好きなものを好きなだけ。

Michiko’s View

  1. 定番から創作料理まで、飽きないメニュー構成
  2. 金王神社の隣という、縁起のいい立地
  3. アラカルトで自由に楽しめる、シェアスタイル

おすすめはカウンター席。
ガラス越しに平賀シェフが料理している姿が見える。

INFORMATION
On The Table Chinese
東京都渋谷区渋谷3-2-6 帝都青山ビル1F
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0112
The Last Supper ListNo.10

スパイスと感性が交差する料理

No Code

(西麻布 メキシカンフレンチ )

枠に囚われない自由な発想。メキシカンとフレンチが融合した革新的な料理が楽しめます。西麻布の大通りから裏道へ。8席のみの完全予約制です。

Michiko’s View

  1. メキシコ×フレンチという唯一無二のジャンル
  2. スパイス・発酵・ハーブを活かした独創的な構成
  3. 十数皿から構成される季節の「おまかせコース」

客席はカウンターのみで、久松シェフとの会話も弾む。

INFORMATION
No Code
東京都港区西麻布2-25-31 クオーレ西麻布2F
ご予約はこちらから →
VOIE Issue n° 0113
The Last Journey ListTravel
Editor’s Letter
編集長20年が選ぶ

「私の、最後に行きたい旅リスト」

世界中のホテルや旅館を取材してきて、
「また行きたい」と思う場所は、
実はそう多くありません。

華やかさの奥にある、
静かな積み重ね。

私が人生最後に選ぶならここ……
そんな宿だけを、
このリストにまとめました。
次の旅の参考になればうれしいです。

ご質問、感想などをお寄せいただけたら、
なおうれしいです。
みなさまと一緒に、素敵な旅の思い出づくりを。

— MICHIKO

これからの取材の中で出会う「また訪れたい」と思う宿を、静かに書き足していきます。

VOIE Issue n° 0114
The Last Journey ListNo.01

富士山と一日を過ごすホテル

©日本平ホテル

日本平ホテル

(静岡)

駿河湾、三保松原、富士山という三層の景色を一望できる稀有な存在が日本平ホテル。 その美しい眺めから「風景美術館」とも呼ばれています。

Michiko’s View

  1. 富士山に向かって広がる芝生のガーデンで散策
  2. 夜明けと日暮れに赤く染まる富士山を堪能
  3. 近隣には徳川家康を祀る「久能山東照宮」

モダンな客室から富士山、駿河湾、三保松原を一望。

INFORMATION
日本平ホテル
静岡県静岡市清水区馬走1500-2
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0115
The Last Journey ListNo.02

奇跡の島のパワーに触れる

© Sankara hotel & spa 屋久島

Sankara hotel & spa 屋久島

(鹿児島)

世界自然遺産・屋久島では大自然のエネルギーに身を委ねてみてください。Sankaraは静かに、心地よく旅人を包み込んでくれるリゾートです。

Michiko’s View

  1. 屋久島の自然と調和するように建つヴィラ
  2. 海と空が一つに溶け合うインフィニティプール
  3. 心と体を整えるアーユルヴェーダ

プールの向こうには大海原が果てしなく広がる。

INFORMATION
Sankara hotel & spa 屋久島
鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生字萩野上553
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0116
The Last Journey ListNo.03

のんびりとおこもりしたい時に

©天草 天ノ寂

天草 天ノ寂

(熊本)

天草の海を一望する宿。朝はやわらかな青、昼は光を反射してきらめき、夕方には静かな黄金色へ。
そんな景色を眺める贅沢なひとときを。

Michiko’s View

  1. 全室温泉付きのスイートルーム
  2. 近海で獲れる海の幸を堪能
  3. 結婚記念日など人生の節目に

ダイニングルームではカウンター席を予約して。

INFORMATION
天草 天ノ寂
熊本県上天草市松島町合津6136-13
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0117
The Last Journey ListNo.04

沖縄の風に包まれるクラシックリゾート

© ザ・ブセナテラス

ザ・ブセナテラス

(沖縄)

沖縄を代表する老舗ホテル。コロニアル風の開放的なテラスで海風を感じながらのんびりと。東シナ海に沈む太陽は格別の景色です。

Michiko’s View

  1. 老舗ならではの丁寧なおもてなし
  2. 和洋中、豊富なレストランの選択肢
  3. 小さなお子様もウェルカム。3世帯家族の姿も

ホテルの目の前に美しい砂浜。早朝や夕暮れ時に散歩を。

INFORMATION
ザ・ブセナテラス
沖縄県名護市喜瀬1808
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0118
The Last Journey ListNo.05

昭和の小学校をホテルに

© The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu

The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu

(京都)

1933年に建てられた京都市立清水小学校の校舎をリノベーション。当時のデザインを丁寧に残す、味わい深い建物を見るだけでも価値があります。

Michiko’s View

  1. 京都観光に便利な好立地
  2. 校舎として留める記憶を発見する楽しみ
  3. 街並みを独り占めできるルーフトップバー

ルーフトップバーからは京都の夜景と八坂の塔が望めます。

INFORMATION
The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu
京都府京都市東山区清水2-204-2
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0119
The Last Journey ListNo.06

何気なさの中に秘めた本質

© 石葉

石葉

(神奈川)

美味しい料理をいただき、温泉に浸かり、ぐっすり眠る。心と体を静かに整えてくれる、究極の老舗旅館。旅慣れた大人にお勧めしたい。

Michiko’s View

  1. 無駄を削ぎ落とした究極のシンプリシティ
  2. 最上級の寝心地のベッドとリネン
  3. やわらかく肌に馴染む優しい湯質

湯河原の静かな高台に佇む。立派な暖簾が清々しい。

INFORMATION
石葉
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上749
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0120
The Last Journey ListNo.07

名家の邸宅を再生

© Loquat 西伊豆

Loquat 西伊豆

(静岡)

西伊豆・土肥に300年以上続く名建築をリノベーションして生まれた小さなホテル。ミシュランガイド2025 ホテルセレクションにも選出されました。

Michiko’s View

  1. 新鮮な魚介や野菜を使用したイタリアン
  2. 蔵を改造したバーは宿泊者限定
  3. 2部屋と離れの別邸のみ、1日3組限定

梁や柱など当時の建築を残しながら、現代の快適さを備える。

INFORMATION
Loquat 西伊豆
静岡県伊豆市土肥365
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0121
The Last Journey ListNo.08

大名屋敷を今に繋ぐ稀有なお宿

© 御花

御花

(福岡)

柳川藩主別邸として江戸時代に建てられた。日本で唯一泊まれる国指定名勝の料理旅館として「JAPAN トラベルアワード2026」でグランプリを受賞。

Michiko’s View

  1. 松と石の名庭園「松濤園」
  2. 名物「うなぎのせいろ蒸し」に舌鼓
  3. 詩人 北原白秋が生まれた水郷の街並み

大広間の縁側に座り、「松濤園」をゆっくり眺めたい。

INFORMATION
御花
福岡県柳川市新外町1
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0122
The Last Journey ListNo.09

天然トラフグを味わうための宿

© 古稀庵

古稀庵

(山口)

湯田温泉にある16室の小さな宿。全室に源泉かけ流しの露天風呂が備えられています。最大の楽しみは冬の味覚“フグ尽くし”の贅沢なコースです。

Michiko’s View

  1. 天然トラフグを味わい尽くすコース(季節限定)
  2. やわらかな湯田の湯を思い存分堪能
  3. 広々とした庭を眺めながら足湯も

プライベートプールと露天風呂、テラスがついたスイート。

INFORMATION
古稀庵
山口県山口市湯田温泉2-7-1
公式サイトはこちら →
VOIE Issue n° 0123
Michiko’s ColumnColumn
Column

ラグジュアリーに憧れ、
ラグジュアリーによって
傷ついた私の自己紹介

編集者 伊藤美智子

20年間編集長として、富裕層向けメディアやダイナースクラブ会員誌シグネチャーを担当。これまで1,000人以上のエグゼクティブにインタビューし、日本全国47都道府県、世界33カ国を取材してきました。このnoteでは、その経験から得た「本質」やちょっとした驚き、お役に立つ最新情報などをお届けします。

私は長い間、ラグジュアリーに憧れながら、ラグジュアリーによって傷ついていました。今日は、なぜ私が「心を満たすラグジュアリー便り」という発信を始めたのかを、少しだけ聞いてください。

私は岐阜県の、人口7,000人ほどの小さな町で育ちました。山に囲まれ、川が流れる自然豊かな場所です。春は山菜、夏は鮎、秋には松茸。今思えばとても贅沢な環境でしたが、子どもの頃の私は、その価値を全くわかっていませんでした。

VOIE Issue n° 0124
Michiko’s ColumnColumn

そんな私に、“食がもたらす幸せ”を教えてくれたのが祖母でした。当時としては珍しい、働く女性だった祖母。祖母が作るカニクリームコロッケやナポリタンは、幼い私にはキラキラと輝いて見えました。

揚げたてのコロッケの香り。
口に入れた瞬間、とろりと広がるホワイトソース。

「誰かのために丁寧に作られたもの」には、人の心を満たす力がある。
思えば、それが私の原体験だったのかもしれません。

大学進学を機に東京へ。その後、広告代理店や出版社で働く中で、私はラグジュアリー業界の世界に触れるようになります。高級ブランド、ホテル、旅館、レストラン。普通にしていたら出会えないような、美しいものや一流のサービス。

最初は単純に、「素敵だな」「すごいな」と思っていました。でも、長く取材を続けるうちに、少しずつ見えるものが変わっていったのです。一見華やかに見えるラグジュアリーも、その裏側には、職人や作り手たちの途方もない積み重ねがありました。

エルメスのバッグも、
ロロ・ピアーナのカシミアストールも、
フェラーリのシートも。

そこには必ず、「どうしたらもっと心地よくなるか」を考え抜く人たちがいた。私は、その姿勢に惹かれていきました。ラグジュアリーとは、人に見せびらかすためのものではなく、誰かの心に温度を届けるものなのだと。

けれどその頃の私は、心のどこかでずっと苦しんでいました。ラグジュアリー雑誌の編集長という肩書きがありながら、「自分には何もない」と思っていたのです。知識豊富な編集者やジャーナリストを見るたびに、自分は浅い人間だと感じていました。

VOIE Issue n° 0125
Michiko’s ColumnColumn

もっと深く言語化できる人になりたい。
もっと、自分にしかできないことを見つけたい。

そう思いながら、焦りと劣等感を抱えて働いていました。つまり私は、
ラグジュアリーな世界にいながら、ラグジュアリーによって自分を傷つけていたのです。

そんな時に出合ったのが、「内省」という考え方でした。そこで私は初めて、
自分がずっと“他人軸”で生きていたことに気づきます。誰かと比べては落ち込み、足りないものばかりを見ていた。

でも、本当はどこを見るかは自分で選べる。ある方に、

「犬の糞を見ることもできるし、花畑を見ることもできる」

と言われたことがあります。その言葉が、今でも心に残っています。

私は長い間、自分で自分の首を締めていました。でも少しずつ、「自分の心を満たせるのは、自分だけなんだ」と思えるようになっていったのです。そして気づきました。ラグジュアリーとは、派手さや価格ではなく、“心が満たされる体験”なのだと。それは、高価なものだけではありません。

丁寧に作られたもの。
誰かの想いが込められたもの。
心がふっと緩む時間。

そういうものに触れるたび、人は少しずつ、自分を取り戻していく。今の私は、ラグジュアリーに心を救われた一人です。だから今度は、私が届ける側になりたいと思いました。

「MICHIKO 心を満たすラグジュアリー便り」では、実際に訪れてよかったお店や旅、心が動いた体験、そして、日常の中で心を整えるヒントをお届けしていきます。

もし今、誰かと比べて苦しくなっている人がいたら、そんな時こそ、自分の心を満たすものに触れてほしい。それはきっと、人生を少し豊かにしてくれるはずだから。

これから、どうぞよろしくお願いいたします。

MICHIKO

VOIE Issue n° 0126
Gourmet

MICHIKOが選ぶ
「私の、最後の晩餐」リスト

お店をタップすると、雑誌のそのページが開きます。

香りと食感が記憶に残るスペシャリテ

Yd’or

(代官山 フレンチ)

想像を超えて重なり合う、繊細さ

Depth Brianza

(麻布台 イタリアン)

二人の温かさに、また足が向く店

鮨 のがわ

(渋谷 鮨)

のどかな時間を味わいに行く場所

湖里庵

(滋賀 日本料理)

4月、この一皿のために通う店

洋食おがた

(京都 洋食)

能登に惹かれたシェフが生む余韻

Villa della Pace

(石川 イタリアン)

肉のスペシャリストが薪で焼く

Ventinove

(群馬 イタリアン)

シェフの背中に、店の空気が滲む

Melograno

(渋谷 イタリアン)

軽やかで美しい、中国料理の新解釈

On The Table Chinese

(渋谷 中華)

スパイスと感性が交差する料理

No Code

(西麻布 メキシカンフレンチ )

Travel

MICHIKOが選ぶ
「私の、最後に行きたい旅」リスト

宿をタップすると、雑誌のそのページが開きます。

富士山と一日を過ごすホテル

日本平ホテル

(静岡)

奇跡の島のパワーに触れる

Sankara hotel & spa 屋久島

(鹿児島)

のんびりとおこもりしたい時に

天草 天ノ寂

(熊本)

沖縄の風に包まれるクラシックリゾート

ザ・ブセナテラス

(沖縄)

昭和の小学校をホテルに

The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu

(京都)

何気なさの中に秘めた本質

石葉

(神奈川)

名家の邸宅を再生

Loquat 西伊豆

(静岡)

大名屋敷を今に繋ぐ稀有なお宿

御花

(福岡)

天然トラフグを味わうための宿

古稀庵

(山口)

Saved

保存したお店・宿

♡を押したものが、ここにまとまります。

Column

MICHIKOのnoteから、新しい順に。

時間が育てた美意識| Explora Ⅲネーミングセレモニー 30分で十分だった|教育学者・齋藤孝先生へのインタビュー 二度目の倉吉で見えたもの 「風の 倉吉」 心のラグジュアリーへと導く。コツコツのコツ④雑念を寄せ付けない朝のルーティーン 心のラグジュアリーへと導く。コツコツのコツ③ニベアで未来の潤いを もっと見る →
VOIE magazine · Issue n° 01
右側をタップ・左へスワイプで次のページ
まん中をタップでメニュー
♡を押すと「保存」タブにまとまります